
先代代表 故山中理民の含蓄と哲学に富んだ写真集をアーカイブ。
山中理民が貫いた比類なき「ONLY ONE」の生き様をぜひご覧ください!
前年・2013年1月29日。
息子の理外(まさと)が死んだ。
共に行った出張先・岩手県二戸のホテルでの急死であった。
跡継ぎになるはずの息子に先立たれ、さすがのわたしもカードを作る気になれずいた。
そんな中、陸前高田の一本松の子供を残そうと、苗木を育てているというニュースが流れたのである。
それを見た瞬間、わたしの脳裏には息子と孫が重なった。
理外が死んでも、理世(まさとき)は生きている!
その刹那、これをカードにして永遠に遺そうと決意した。
ところが、その苗木は国の管理のもと誰にも見せることあいならんとなっていた。
さまざまな試みをするも、叶わない。
が、わたしは諦めなかった。
そしてとうとう、その苗木の写真を撮ることができたのである。
これは奇跡といっていい。
カードが出来上がったとき、わたしは社員全員に言った。
何事も最後まで諦めるな。
そうすれば必ず奇跡はおきる、と。
その年の合言葉は、『奇跡をおこす山中商会』となった。
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